「幽霊障害のランデブー」感想と考察 [STEINS;GATE 線形拘束上のフェノグラム]
こんにちは!ここ数日寝不足の私は私です!
今回はタイトルにもある通り、鈴羽ルートである「幽霊障害のランデブー」をクリアしてきました!
タイトル画面を見たときにもうダイバージェンスが目に入っちゃいますよねw「0.337337」…。これはまずい。まただ。また、まゆりが死ぬ運命の世界線だよ…。と、始める前から身構えてしまいましたねw前回の紅莉栖ルートのこともありますからね。何が起こるんだろう…。と思って始めてみたら、どうやら「タイムマシンオフ会で父親に遭遇失敗してラボでパーティーをした次の日」の出来事らしいですね。これはまずいな。明らかに辛い話確定じゃん…。とか思っていたら次の瞬間…
はい。鈴羽が分裂していました...。何でぇ?正確には別の世界線の鈴羽が迷い込んできたみたいですね。いやだからなんで?頭が理解できない。「開幕ここまで突拍子も無いことを出されるルート他にないのでは?」と、頭に疑問が一杯でした。でもまぁ可愛いからいいか。可愛いは正義なんだよ。M氏もそういってましたね。それで軍人姿である鈴羽βには知っているのですが、メイド服姿の鈴羽ωは知らなかったので、どんな性格なのかと思ったら
めちゃくちゃわがままっこだった…!!
こんな鈴羽も存在するのかと目を疑ってしまう程にわがままっこでしたねwでも逆にそれが普通の愛されて育てられたことの裏付けという感じがして、ちょっとほっこりした気持ちになったり。それで何事も無く、バイトに出勤したあたりで伏線になりそうなものが何もなかったので、意外と何事も無いのか?などと思っていたら、明らかに岡部がDメール送った後ですねこれ。という過去とやり取り原作のままなので「もしかして今回も原作の裏の側面が見られる?」なんて思ったりもしたのですが、
岡部が真剣にタイムリープをするときにイマジナリーフレンドみたいなの宿してるのはさすがにまずくね?
と思い、原作とは絶妙に違う世界線なのだと考えました。そして次の日に案の定というか、岡部がタイムリープをしてきましたね。ただこの時の岡部は何度もタイムリープをしていると、読んでいる時は感じたのですが、鈴羽がβやωと話をしているのを見て驚いていたし初見だったのが謎です。鈴羽のDメールを取り消す一個前の時間軸にいると考えたら良さそうなのかな?
そして、壊れたタイムマシンの状態を確認しに向かう一行ですが、まさか父親の正体を、別の自分からネタバレされるとは…。これ予想外展開すぎますねwラボメンバッジのくだりも全部カット!これは展開が読めないぞ…。しかもβがタイムマシンを直せるというif展開!!これもしかて、ハッピーエンドあるんじゃね?と思わずにはいられませんね!え?具体的にはって?………何かバタフライエフェクトとかそういうので、なんとかなれぇ~!って感じですはい。そんな感じでまさかの展開に希望を持っていた私なのですが、そんな希望はすぐに壊されました...。
バイト先で、ブラウン店長にまさかの「橋田鈴」の話を聞かされるという…。しかもついさっき、橋田至が自分の父親だと判明してしまったこのタイミングに!これはかなり辛いですね。まず、鈴羽がタイムマシンに乗って「過去に行くことが運命で決められてしまっている」こと。そのため、途中にif展開はあれど結果は同じで鈴羽は過去へと飛びだちます。そして二つ目に、鈴羽は「2010年まで生きられない」ということ。なので鈴羽はここで自分が死ぬことが確定していることに気づいてしまうのです。唯一救いなのはこの後に書くことになる手紙の内容を知らないことですね...。自分が飛んでもIBN5100を手に入れることは出来ず無駄死にすると分かっていても飛ぶことを運命に定めづけられている。こんなのあんまりですよね。というかこの未来を知った人間を飛ばせる運命力って何なんですかね?タイムマシンに偶然乗っちゃって起動した何て事故が必然的に起こるのでしょうか。それともトラックに跳ねられて異世界転生みたいなノリなんですかね?謎です。鈴羽が過去に飛んだという結果だけがあれば良いらしいので、多分思いもよらぬ展開で過去に飛ばされるのかな?
そして、その後の紅莉栖と鈴羽のやり取りも良かったですね。誤解が解けて「牧瀬紅莉栖」という人間について良く知ることが出来た。というのも勿論そうなのですが、紅莉栖が何故SERENに協力していたのか?ということについて色々話してくれていたのがとても面白かったです。最初の岡部ルートの時には「父親が認められて、一緒に研究が出来るようになったから」という理由でしたが、今回は…
全然変わっていましたね。といってもこれはあくまで鈴羽の仮説であり、真意は分からないのですが。しかし、前回紅莉栖ルートをプレイしていた私はものすごい納得できました。全然ありえそうですよね?だって紅莉栖は岡部に辛い思いをして欲しくなかったから、自分を犠牲にしてまでも岡部に笑っていてほしいと願えるような人物です。この世界線の未来では確実にまゆりは死にます。その後岡部はしばらく立ち上がることが出来ないと思います。自分が見殺しにするという選択を取ってしまったせいです。その表情に耐えかねた紅莉栖がまゆりの死を回避するために世界を敵に回してでも、SERENに協力する。この考えが一番しっくりきます。自分では何故紅莉栖がSERENに?という問題ついて深く考えたことは無かったのですが、今回読んでいてと改めて考えさせられましたね。
そして最後にダルと話した結果自分が父親に似ていることが分かり、自分がやりたいから過去に飛ぶと決める決意を持てたのがこのルートの一番良かったところだなと感じました。原作では、父親がダルなことに気づいたのは飛び立つ数分前のことだし、ゆっくり話し合うことも全然できなかったため、今回のif展開とは大きく異なります。父親がタイムマシンを2010年に立ち寄ってほしくて託したこともそうだし、人を外見で判断しなくなったことも、そして、自分のやりたいことだからやるという決意を決められて良かったです。
~「幽霊障害のランデブー」考察~
さて、今回はさくっと行けそうですね!何故ならブラウン店長が幽霊障害について分かりやすく教えてくれたからです!ブラウン店長ありがとう!
なのでここでは、別の世界線の"鈴羽"達との遭遇という意味合いが近いのかなと思います!
最初はギャグなのか?シリアスなのか?と疑いながら読んでいましたが、ハッピーエンド並みの明るい話でよかったです!連続で心を締め付けられすぎると、耐えることが出来なくなってしまうので!だから、今の鈴羽ならIBN5100手に入れられたりしないかなぁ。ダイバージェンスが微妙に違うし、βも手伝っているのでもしかしたら完全に修理できている可能性も全然ありますよね。なのでこのダイバージェンスでは鈴羽はミッションコンプリートして亡くなったと、そう信じたいと思います。そしていつの日か、最後に映ったω鈴羽のいる世界線にたどり着けると信じて。
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