「桃色幻都のシャ・ノワール」感想と考察 [STEINS;GATE 線形拘束上のフェノグラム]
こんにちは! 私は私です!
今回はタイトルにもある通り、フェイリスルートである「桃色幻都のシャ・ノワール」をクリアしてきました!今回はフェイリスルートということで予め覚悟を決めてきました。シュタゲを知っている人なら理解してもらえると思うんですけど、フェイリスの闇は奥が深いというか、普通の人とは色々わけが違うので、何が飛び出てきてもいいように準備をしてきました!といっても特別な何かをするわけでもないんですけどねw何が飛び出てきてもいいようにするには、ネタバレを踏むか、画面を見ないようにすること以外対策のしようが無いですからねwそれでは、早速感想に行きましょう!
~「桃色幻都のシャ・ノワール」~ 感想
始まってすぐに、フェイリス、というか"留美穂"の心の中について色々分かるのですが、やはり一人の学生の手に負えるものじゃないですよね。そして、同時に本来の自分を曝せる人や場所を求めている。しかし、仲の良い友人は出来ても結局自分の本当のことは話せず、余計に苦しんでしまうという。う~ん、分かっていたけど重い。さらに、最近は生存していることがデフォルトになっていた、フェイリスパパはまさかの今回は生存せず。なんでさ。一番欲しいときにいてやるのが家族ってもんじゃないのか。フェイリスママは仕事で家には全然帰らず、挙句外出中は音信不通。家に帰っても待っているのは黒木だけ。これに加えて地主として父親の代わりに会議に出席するとか…。常人には絶対できないハードな生活。その裏側を暴露され、何だかいたたまれない気持ちになりました。
そんな裏側を知って何も言えない気持ちになっていると、今秋葉原では都市伝説が流行っているということが分かります。まさかの「都市伝説」ですか。流行っているのは主に三つで、
・「謎のトカゲ男」
・「ラジ館上のUFO」
・「人が蒸発する場所」
の三つです。まぁ聞いた時に鈴羽のタイムマインはありそうだなって思いましたよねwあれいろんな陰謀論が飛び交ってもおかしくないですもん。というか実際に飛び交っていたわけだが…。
そしてこの都市伝説を調査し、噂を根絶しようとフェイリスと鈴羽がコンビを組んで立ち向かうことに!何とも意外な組み合わせ!0の方ではフェイリスと鈴羽の絡みはちょくちょく見受けられましたが、ダイバージェンス0%の世界線ではあまり見受けられなかったので。早速フェイリスは普段の"フェイリス"から幼いころから自分が好きな"シャ・ノワール"へとジョブチェンジするためにまゆりに衣装の作成を依頼します。元々好きなアニメのキャラクターの衣装を真似しようと思っていたのですが、過去に秋葉原に都市伝説として君臨していた、シャ・ノワールという人物の衣装を参考に今回は作ることになりました。何とその衣装…
「「「ボディースーツ」」」
あの二人今からボディースーツ着るんですって。楽しみすぎるだろ。ワクワクが止まらない!あのぴっちり感が良いですよね。後ろから見たときのお尻のラインとかそれはそれは…ね?ふへへへへへへへへへへへへ…wwww
そんなはやる気持ちを落ち着かせながら、ダルと一緒に私は着替え終わるのを待ちました。というかダル鈴羽の本体をスパッツとか言ったなお前。その場に俺がいたらお前の眼鏡を叩き割ってたぞマジで。あんなにも可愛いのにな。何故魅力が理解できないのか…。なんて、頭の中でグチグチ言っていたら遂にその時が来た!
そして、こう見えて鈴羽は色々冷静な部分もあるので意外と相性がいいんだんぁこれが。暴走フェイリスの手綱をしっかりと握ってくれています。多分この手綱を上手く握れるのは鈴羽だけなんじゃないか?フェイリスもものすごく気分が良くて鈴羽とずっと一緒にいたいと思うようになりますが、鈴羽は用事があるからもう帰ると言い出します。するとどうでしょう。フェイリスが子供のようにわがままになります。頭では落ち着かないといけないと分かっているのに、歯止めが利かなくなってしまっていますね。結局、鈴羽の用事が済んだらフェイリスの家に集まることを約束してその場は終わります。大分いつものフェイリスの印象と違いますよね。まぁ"フェイリス"ではなく"シャ・ノワール"なので違うのは当然なのですが。語尾に「ニャ」がついてないと違和感が凄いぜよ...。
フェイリス家に合流した二人ですが、鈴羽の様子が何やらおかしい様子。理由を尋ねると、"お父さん"に会えなかったとのこと。更に未来から来たことも打ち明けます。そういえば、今日タイムマシンオフ会のあった日か...。この世界線でもあったんですね。ただ、前までは岡部がダルにパーティーの準備をさせるために止めていたから会えなかっただけで今回岡部は何もしていないんですよね。紅莉栖と二人でバイトをしているようなので。あの二人どの世界線でも仲良しですよね!良い!!話がそれましたね。とにかくダルと鈴羽は会えるはずなんです。しかし会えなかった。もうこれは世界の運命とかで決まってるんですかねとにかく鈴羽はフェイリスを信頼して話しました。しかし
この時には既にフェイリスは鈴羽のことを全面的に信頼しており、"留美穂"として接していました。ただこの辺りから依存しかけてきてますよね...。居心地が良すぎて抜け出せなくなってきてるように見えます。
朝起きるとフェイリスにDメールが届きます。一通だけで内容は「綯を助けて」でした。不審に思った二人は、朝一でブラウン管工房に向かうことに。途中、トカゲ男の変装をしていた岡部と紅莉栖を捕獲し、店長に会いに来ます。トカゲ男は実はバイトとして店長から頼まれていたことが発覚し、フェイリスは遂に限界を迎えます。店長に問い詰めると話をはぐらかされてしまします。しかもそのはぐらかされた内容が鈴羽がこの町を出ていくというものでした。(未来に行くとは言ってない)自分に何も相談せず出ていくことを決心した鈴羽に対して苛立ちを覚え、フェイリスはその場を逃げ去ります。その後、またも綯を助けろというDメールが届き、ブラウン管工房の前に行くと、どうやら本当にいなくなっている様子。そこでDメールを頼りに進んでいくと、綯を発見。それとほぼ同時に鈴羽が表れます。いやどうやってよ。こっちはDメールあるからこれたんだぞ。何て思っていたら鈴羽にもどうやら来てたみたいです。Dメール。ただし文面が違くて、「留美穂を助けて」というものでした。足元に銃弾とか落ちてるしまた、ラウンダーか?とか思いましたね。多分みんな思ってる。しかしまさかの生き埋めでした。とっさの判断で生き埋めにされたのは鈴羽だけでしたが、事態は一刻を争います。完全にパニックになってしまったフェイリスを綯が冷静に対応してくれます。ここら辺でもう分かりかけてきてるんですが、フェイリスは決して強い女の子というわけではありませんよね。馬鹿にしているわけでは無く、仮面をとってしまえばごく普通の女の子というわけで。逆にそれが出来るだけまだ救いがあるというか...。とにかく安心しました。その後様々な人の助けもあり、鈴羽を助けることが出来ました。その途中フェイリスは大人についてまだまだ理解できておらず、自分の考えの浅はかさに気づかされます。そしてもう少し信頼してみようという気持ちになります。多分その結果が秋葉原で起こっているオカルトイベントに現れているんだと思います。
結局鈴羽にお別れを言うことは出来ず、喧嘩別れをしてしまったことを後悔しているフェイリスでしたがお母さんが治療していた相手が実は過去に飛んだ鈴羽であったことが分かります。そして秋葉原に昔都市伝説として暗躍していた人物も恐らく鈴羽であるとわかります。おそらく最後のあの場面の後で二人はたくさん積もる話をしたのでしょう。あえて本編では語らずその後の展開は読者の想像に任せるというのが何とも粋ですね。時空を超えた二人は何を語るのか。そしてまず生きていてくれた鈴羽に感謝を。雨降る前だったから壊れてないっていうのもそうなんだけど、記憶を取り戻した時に生きる支えになってくれたからとかだったのかな?そうだといいな。
今回はこの辺で終わりたいと思います。途中荒ぶったところもありましたが話自体はフェイリスの内面の話とかなり見るのに勇気のいる話だったなと思います。これからのフェイリスは本当の自分をみんなの前に曝け出せてる、「弱み」を見せることのできる人間になってくれたらいいなと思います。ラボメンはみんな受け入れてくれるし、「距離を置くわけない」とかきっと叱ってくれると思います。何ていったて世界で一番温かいサークルですからね。それでは今回はこの辺でサラダバー!/
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