「相克のパ・ド・ドゥ」感想 [Steins;Gate 比翼恋理のだ~りん]

 こんにちは!私は私です!


今回は三章目に当たる「相克のパ・ド・ドゥ」を読了してきました!前回の最後には予想もしてなかった展開に動いてきましたね。物語に勢いがついたというか、シリアスな部分が顔を出して来ました。そんな三章目ですが、早速感想に移りましょう!


 ~「相克のパ・ド・ドゥ」感想~


始まりは、紅莉栖のホテルに向かうところから始まります。

それにしてもこの岡部鈍感である

ホテルに二人が付くといきなり紅莉栖に目隠しをするよう要求される岡部。紅莉栖も片づけ苦手なタイプだな。真帆ほどやばくはないけど、それでも片付けは苦手なタイプと見える。私も得意な方ではなくどちらかと言えば、真帆と同じタイプで"床に配置する"タイプなのですが。その後、紅莉栖はシャワーを浴びたいので、岡部にアイマスクとヘッドフォンの装着と、"体をロープで縛る"ことを要求します。いやそれ何てプレイ?というか紅莉栖の使用済みアイマスクは渡してしまっていいのだろうか?HENTAIに餌を与えていないか?岡部はHENTAIではないので当然抵抗します。


誰うまw

結局、ロープは免れたのですが、アイマスクとヘッドフォンの装着は甘んじて受け入れることになりました。

どんな状況w


1mの制約があると、大変ですね。てっきり壁越しにならいけるものだと思っていたのでまさかドア前待機をさせられているとは思いませんでした。そしてとうとう寝るときになったのですが…

ooh...
結局一緒のベッドでドキドキ♡なんて事態にはならず、普通に床で寝ていました。なんてこった。俺は今焦らされているのか?それとも本当にないのか?どっちなんだい!お泊り会イベント何て早々頻繁に起こるモノではないから、あると思ったのだがしかし...。いや、待てよ?今日ここで寝泊まりしたということは明日からもここに寝泊まりするのでは?ということはもしかしてもしかしてそのうちあるのか?信頼度が上がっていくと最終的にはベッドで背中合わせで寝ることを許されるれきな?ギャルゲー展開キタコレ!!おっほ!ということはそろs...

こほん。

失礼。本編では岡部が途中で目を覚まし、起きてしまったのですが、そこで紅莉栖の寝言を耳にします。

3%を超えてもこじれたところは変わらないか...
岡部は詮索するかも一瞬考えましたが、すぐに聞かなかったことにしてもうひと眠りすることにしました。こういうところは本当にいい男ですよね彼。踏み込みすぎず、「話したくなったら話してくれ。その時は全力でサポートする」のスタンスイケメンすぎる。私も見習いたいと思います。


次の日体力も回復し、ラボに歩いて向かっている途中、二人は珍しい組み合わせに遭遇します。

ずっと無言だったりしない?(不安)

ルカ子萌郁です。お互い喋るのがあまり得意な感じがしないので、何というか意外過ぎますよね。話を聞いてみると"巫女"として、ルカ子を独占取材したいという話らしいです。秋葉原にいる本物の巫女は確かにルカ子くらいなのですが、ルカ子は男なので厳密には巫女では...。さらに編集長はルカ子のグラビアを掲載したいらしく今回はその話をしに来たということでした。岡部はルカ子がどう思っているのか気になりルカ子に尋ねるのですが、何やら話が全く入ってきていない様子。岡部と紅莉栖の顔を交互に見比べています。いつもの嫉妬かな?と思っていましたが、今回は違いましたね。

!?!?!?!?!?

どうしてこうなった。いやしかしこれでも良くないか?いや良くは無いか。でも何も間違ってないんだよなぁ~。ちなみにこの噂のタレコミは萌郁です。情報のキャッチが速い。たまたま見ちゃったのかな。ここで萌郁、ライター魂に火が付いたのか畳みかけます。

それにしてもこの女ノリノリである

この世界線では本当にバイトしてそうですね。本物の記者っぽいし少なくともSERENにいた頃よりは普通の人っぽいですね。FBに依存してる風にも見えませんし。まぁまだわかりませんが。

ちなみにここ数日のおかげで、無意識のうちに"手をつなぐ"という「心通わせ匂わせ」が起きるようになっているそうです。

とにかく、誤解されたままでは気に食わないので二人は同時に互いを貶め始めます。
これを街中で平気でやっちゃうところがバカップルだねw

ツンデレ同士のカップルだとこうなりがちですねw見ていて微笑ましいです。どうでどっちかが異性と話したり、浮ついた話がでてきたらモヤモヤする癖に~wwイジリたおしたいな~と思っちゃいますが、紅莉栖は怒ったら怖いしそもそも口論になったら勝てなさそうなので止めておきましょうw

仲良しなんだよな~


二人に事情を話し、誤解を無事に解いた二人はラボへと向かいます。勿論目的は1つ。"Dメール"を送ることです。しかし結果は火を見るより明らかでした。


0%代でも偶然の発見でしたが、岡部に言わせれば「これが運命扉の選択!」なので、きっとこの世界線でも、岡部は発見するのだと思います。それがいつになるのかは残念ながら、"神のみぞ知る"というやつですね!

失敗に肩を落としている岡部にダルは頼まれていた新作ガジェットが完成したことを伝えます。
ちなみにハイジャックは和製英語らしいですね。

機能は、秋葉原中にある"アナログテレビ"の電波をジャックするというモノでした。本当は全世界をジャックしたかったのですが、今ある機材とかだとこれが限界なのだとか。しかし、その肝心の14号機が見当たりません。それどころか、ラボにあったガジェットが丸々無くなっています!

しかし、その理由はすぐに解決しました。


どうやら、まゆりの言っていた引き取り手が来たようで全部持って行ってしまったようです。この時具体的な金額とか言われてないのですが、まゆりは本当にお金貰ったんですかね?ちょっとだけそこが気になりました。というか買って行った相手は実はSERENでした!みたいなオチもありそうで少し怖いのですが…。でもシリアス要素は今のところなかったし、岡部もまゆりの人を見る目は信頼しているようなので多分大丈夫だと思うんですけど...。

そうこうしている時に今度は紅莉栖が私物の"ハードディスク"が無くなったことに気づきます。
あれ?まずいか?

これはちょっとまずくないですか?もう0のノートパソコンを巡っての戦争なんて見たくないのですが…。というかこれじゃあ買い取り手ってやっぱ""の世界の人だったってこと!?等と考えていたら...

いやお前かい

さっきからシリアスになるのかと思ったら、絶妙にならないですねwやはりギャルゲーに全振りなのかと思っていたら、紅莉栖が大きく取り乱し始めます。


そう言われてもまたしても事情を何も知らない岡部達は紅莉栖に13号機の説明を求めます。


紅莉栖の作った13号機とは、ヘッドフォンのことでした。そして、このヘッドフォンがあると脳で見ていた夢なんかを映像として残しておけるそうです。いやこのヘッドフォン昨日岡部使ってなかったか?そこは置いといて、問題は紅莉栖の頭にこの前岡部が付けたことが原因だと言います。

こうみると可愛いんだがな

今回の14号機は、アナログテレビをジャックするモノ。そしてそこには紅莉栖の記憶の入ったハードディスク...。

あれこれもしかしてかなりまずい?

紅莉栖が寝ていた間に何を考えていたかは分かりませんが、17歳でサイエンス誌に論文を掲載した天才科学者の記憶です。映像とし流されもしそれが悪い人にでも見つかったら...。三人は急いで回収をしようと考え、まゆりの買い手てある店長に連絡を取るように頼みます。しかし。
終わった...何もかも

自体は急降下。黄色信号ですね。アウトが近づいてきてる。しかもその店長の連絡先どころか、職場先なんかも知らないそうです。いやまずいなこれ。四人は手分けして探すことになりました。

結局この日一日中探し回りましたがめぼしい成果は得られず。頼みの綱であったフェイリス曰く、「特徴の何もない優しそうな人」というヒントしか得られませんでした。いや誰~。4℃の可能性もちょっと考えてはいたのですが、これだと完全に当てはまらないですよね。これがミスリードだったりするのかな?

ホテルに戻った二人はまたもや口論勃発。なんでそんなに争うのかね。ただ、岡部にあおられていた際にふと紅莉栖が考えます。

全部が全部そうではないんだけどな

もしかして、元気づけるためにわざと"鳳凰院凶真"を演じているのでは?と考えた紅莉栖でしたが、すぐにそれはないなと考え口にすることを止めました。鳳凰院凶真の成り立ちを考えれば、普通に人を元気づけるのに恥ずかしさを覚えている岡部が演じていることは分かるのですが、またそれは別のお話ですね。

次の日もラボメンで手分けして探すことになりました。途中14号を巡って例のごとく口論が始まりましたが、それを見てダルとまゆりは思います。

徐々にお互いの本質が見えてきた

これだけ長い間1m以内に居続けているのですから段々と友情が芽生えてきたのでしょうか。もっとも、二人はそれを素直に認めませんでしたがwツンデレ乙!さっきまで張りつめていた空気が嘘のように緩んできたときふとダルがここに来て爆弾を投下します。

何で今言うのよ

まさかのタイマー機能付きらしく、明日には紅莉栖の記憶がテレビに公開されてしまうそう!これはまずいですね。でも相手は何も素性が分からない未知の人。もしかしたらもう秋葉原にいない可能性だって考えられます。そして"Dメール"も"タイムリープ"も使えない。一体どうなっちゃうの~~!?といったところで今回は終わってしまいます。

続きが気になる~~~~!!!!!!

これがアニメや映画じゃなくて良かった。もしそうだったら私は我慢が出来ずに怪獣になって暴れていたかもしれない。続きがすぐに読めるって最高!三章の内容としてはホントにジェットコースターみたいな内容でしたね。冒頭にホテルでいちゃいちゃしていたのが嘘のような展開。これで紅莉栖の記憶がばらまかれてしまった時一体どうなってしまうのか。第二のレスキネンのような人物が生まれてしまうのか。そして探す手立てはあるのか!?気になるところがいっぱいですね!!

あとこれはメタ推理になってしまうのですが、買い手の店長の正体は一体だれなのか。こういう時に物語に関係ない人物は登場しないと思うので身近でかつ平凡な人だと思うんですよね。なので未来から来た○○のパターンだと思うんですけどそれが誰なのか。そもそも買い手のことを男性と私が勝手に認識しているだけで女性のパターンも全然ありえるんだよな。でも女性に対してすごく普通の人ってフェイリスは言わなそうな気もするし...。うーん。メタ推理してみても特定は出来なさそうですね。むしろ可能性が広がっただけというw次回以降で手掛かりがあるといいな!

それでは今回はこの辺で!また次回お会いしましょう!サラダバー!/


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