「黎明曙光のレシオ」感想と考察 [Steins;Gate 比翼恋理のだ~りん]

 こんにちは!私は私です!

今回は萌郁ルート二章目であり、最終章である「黎明曙光のレシオ」をクリアしてきました!「桐生萌郁」という人物についてより詳しく知ることが出来たかなと思います!

そういえば皆さんは何味のカップ麺が好きですか?萌郁ルートはカップ麺食べてばかりなので。私は断然シーフードです!醤油や味噌なんかは店舗でも食べられるのですが、シーフードラーメンはカップラーメン以外でそうお目にかかれなくないですか??そのため、特別感があって大好きです!

と、そんなシーフードラーメンは出てきませんが、カップ麺食べてばっかの萌郁ルート、早速見ていきましょう!


~「黎明曙光のレシオ」~ 感想



二章は前回萌郁の家を訪れてから二週間経ったところからスタートします。相変わらずバンドの練習をしており、腕前は、何とか人に聞かせられる最低ラインには乗ったかなというレベルに上達しました!

特にまゆりをサブボーカルに付けたことで、萌郁の気が少しまぎれ、メールではなく、声を出してくれるようになったことが大きな進歩と言えますね!

そんな上達を喜んでいた時、突然ミスターブラウンがお邪魔してきます。要件は「岡部、面を貸せ」でした。
う~わ死んだわ岡部

流石にラボメン達も何かを(賃上げの波動)を感じ取ったのか、完全に南無三モードに入っていましたwいやまぁ無理も無いですよね。そもそもミスターブラウンが岡部一人に用事があるなんて言ったら、賃上げか賃上げしかないですものねぇ...。

意を決してブラウン管工房に足を踏み入れた岡部でしたが、賃上げなんかよりよっぽど事態は最悪な方向へと向かっていきます...。

\(^o^)/オワタ

あ、終わった...。

きっと顔面がへこむくらいにぼこぼこに殴られる...!だってあの親バカのミスターブラウンですよ!?綯と同じくらい大事にしている"娘"に手を出されて黙っているわけがないでしょう...。というかそもそもなぜばれたし。

ouch!

確かにそんなにわかりやすい証拠を残している萌郁もダメなのですが、それよりも気になるのはやはり"男のニオイ"ですよ。なんすかそれ。そんなに鼻が利くんですか?ミスターブラウン、あなたは犬か?犬なのか?岡部が汗臭かったのか?流石の親バカですね...。綯も大変だぁ...。

とにかくその後はもう真実を伝えるしかありません。萌郁には誓って手を出していないこと。この前は仕事の撮影で寄っただけで、やましいことは何もしていないということ。全てを説明し終わった岡部を迎えたのはやはり、渾身のげんこつ...!

というわけではありませんでした...。待っていたのはミスターブラウンの深い深いため息でした。
何の封筒よ

???状況がいまいち理解できませんねぇ。でもこの言い方だとミスターブラウンは手を出してほしかったのか?いやそれはないか...。出してたら本当に拳が飛んできそう、みぞおちに。そして封筒を開けてみるとそこには


映画のペアチケット」が入っていました!いややっぱり手回しするんかぁ~いwそしてさらにはこんなものまで渡して来ます。


いや、親バカすぎるでしょう!あれですよね、ミスターブラウンは宝くじの時もそうでしたが、相手のことを考えるとき自分の我をものすごい全面に出してくるところがありますよねw今回も

「どうせ、岡部のやつデートとかしたことなさそうだよなぁ...。萌郁の初デートはいいものにしてやりたいし、いっちょ俺が手を貸してやるか!!」

くらいの勢いでやってますよねこれw実際岡部には必要そうだしw

岡部は恋人でもないし、好きでもないのにデート何てとても...と断りを入れようとしますが、すぐに怒声が飛んできます。

やっぱり親バカじゃないか!

けど萌郁に対してかなり思い入れのあるミスターブラウンは煮え切らない岡部に対して遂に頭を下げ始めます。

何というかここまでされると、親バカとかそういうの抜きに何か事情がありそうですよね。岡部もそう感じ取り、事情を聴いてみることにしました。


確かに、塞ぎ込んでいて他人に心を開けなかった萌郁が、自分の部屋に男を招き入れたと思うと、親からしたら「着実に心を開くようになってくれている!」と、嬉しくなるのも当然ですね。そして今後岡部達のような良い友達に恵まれるかも分からないので、チャンスは逃したくないという気持ちも分かります。結局岡部は「あくまで"仲間"として萌郁を放っておけない」として、デートをすることを約束しました。


しかし、岡部にデートが務まるモノですかねぇ...?だってねぇ奥さん。ルカ子のDメールを取り消すときに一度岡部のデートを見させてもらいましたが何とも。(最後だけは良かったんですけどね)これはミスターブラウンの手紙が役に立ちそうな匂いがプンプンしてきたぞ...。

まぁそうなるよね

案の定と言うか、予想通りというかとにかく二人とも気まずいことは確かですね。でも映画の時間は迫ってくるのでとりあえず観てみることにしました。

内容は恋愛映画で岡部は普段あまり見ないジャンルでした。しかし女優が萌郁に似ていたこともあって意外とドキドキして楽しんでいますwそんな中水を取ろうと手を伸ばした時—

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

やっぱり映画館と言ったらベタとは言え、この展開は必要ですよね分かります。こっからさらに意識しちゃってぇ?映画の内容に意識が向かなくてぇ?相手の方をチラって見てみたら偶然目線が合っちゃって、慌ててそらしたりしちゃってぇ?w


まぁそんことが起きることは無くこの後は何事も無く映画館を後にし、ミスターブラウンの言いつけ通りコーヒーショップに寄ることになりました...。まぁ萌郁とじゃ仕方ないか。そこで萌郁が書いている小説が恋愛ものだったことを思い出し、小説についてあまり詳しくなかった岡部は内容について改めて聞いてみることにしました。

これ等身大萌郁じゃね?

話を聞いてみると、予想以上に"萌郁"でした。自分の経験を踏まえて書いているからこそ人々の感情を揺さぶり、人気を博ているのかもしれませんね!そしてこの場面で詰まっているということは、萌郁はまだこの状態から抜け出せていないということ。自分の頭で考えて抜け出せているのなら、今の萌郁はもっと明るい性格になっているはずですから。


その後もミスターブラウンの言いつけ通り、定番デートコースを周りましたが、日曜日ということもありどこも大大大大大混雑!そのため結局秋葉原に帰って来て少し遊んで別れることになりました。そして別れた後に萌郁からメールが届きます。

楽しくなさそうだったのか?

良かったところは初めの映画のところだけだったんですかね。結構よさげに映っていたのでびっくりです。これに対し岡部は、「映画くらいならまた付き合う」との旨を返信しました。あくまで小説の参考になるかもしれないからという名目で。「これは、あくまでも調査だから!全然デートかそういうのじゃないからっ!!」みたいなツンデレが見えますね。まぁこの場合は本当に好きじゃないので違うんですけど


そしてそれからまた時間は進み遂に動画の応募締め切りの日になってしまいました。時間は残酷ですね。残り時間20分を切ったところでようやく誰のミスなく通せたものが出来上がりました。早速確認してみると超下手でした。しかし、今はそれよりもやり切ったという達成感の方が上回っており賞金の事なんて頭から抜けてしまう程でした。

青春って感じだなぁ

みんなで作り上げた会心の力作。いざ投稿しようとなった時、突然萌郁がダルの腕をつかみます。何事かと思うと、どうやら萌郁は歌詞を間違えていることに気づいたようです。ラボメン達は、気にしなくていいよと言いますが、本人はどうしても気になるようで結局、動画を上げることなくお開きになりました。


萌郁のことが心配になった岡部は、萌郁に対して何通も何通もメールを送りますが一向に返信が来ません。しびれを切らした岡部は萌郁の家に突撃することを決めました。


萌郁の家に突撃してみると萌郁は泣いていました。


そんな状況を見かねた岡部は萌郁のことを励まします。そして萌郁が落ち着いてきたところで、一緒にカップ麺を食べないかと誘われます。ちなみに今回は焼きそばではなく、明太パスタです。カップ麺のパスタとか食べたことないですね。存在自体は知っているのですが、自分で作った方が安く収まるし、手間もあんまりかからないのでカップ麺で食べるのはなかなかレアですねぇ...。

こほん。



話を戻しますね。二人で麺を"啜って"いますが、岡部はさっきの件について触れていいのか頭の中で堂々巡りになってしまいます。そんな時、萌郁からメールが届きます。

そんな風に思っているだろうと思ったよ

なんとなく萌郁がそんな風に考えていることは予想が付きましたよね。小説でもこの場面で詰まっていたし、主人公が"等身大萌郁"なら尚更それについて考えていると思いました。流石にこのメールは岡部には到底看過できないモノでした。


萌郁は必要とされている人間であり、それも大勢の人間から必要とされている。その事実を伝えているのに何故か萌郁はその事実を拒みます。


どういう環境で育ってきたんでしょうね本当に。ここまで深く人格形成にまで影響を与えるって相当じゃないですか?両親が亡くなった後の引き取り手にいじめられてここまでになってしまったとか?それとも実の両親がここまで追い込んだのでしょうか?


岡部の言葉が本当に優しいですよね。誰にも失望されたくない萌郁と、萌郁が悲しんでいると失望すると返した岡部。相変わらず人のことを人一倍見ているんだから。萌郁は岡部の無胸元で幼子のように泣き続けました。しかしそれは岡部にとって萌郁の初めて聞く"素の声"でした。


次の日萌郁はラボメン達に謝罪をします。しかしそれは昨日の件だけでなく、みんなから必要とされているという事実から目を背けていたことに対しての謝罪だと、岡部は感じていました。

こういう人の励ますところや裏の気持ちまで汲み取れる岡部はやっぱりすごいよ。

その時笑顔を見せた萌郁に対してラボメン達は可愛いと目を向けますが、そんな視線に恥ずかしさを覚えた萌郁は視線を遮るように隠れてしまいます。


そう...岡部の後ろになっ!!

なんでそうなったのかは分かりませんが、これはまずいです。

そらそうなるわ

実際何で岡部の後ろに隠れようとしたのかはわかりませんが、とにかくみんなの誤解を解こうと必死に訴える岡部でしたがそこであることに気づきます。

「別に誤解解かなくてもいいか」

岡部はまだ、萌郁のことについて詳しく知りません。なので、これから知っていくためにも今は解かなくていいと判断したのです。この判断は正直良いのか分かりませんが、岡部のおかげで萌郁がこれから大きく変わりだしそうなのは嬉しいですね!

そして今日はとんこつ味のカップラーメンを用意してあるから家に来ないか?と誘われます。相変わらずだね君は。しかし、それに対して岡部は強烈な一撃を放ちます。

ヒュー


デレた!ついに萌郁がデレたぞ!

甘々の出来立てカップルみたいなこと話しやがって!しかもこの時まだ抱き着いてますからね!?岡部に!これを砂糖と言わずに何を砂糖と言うか!しかも語尾になんてつけちゃって!これから萌郁がどう進化していくのかが本当に楽しみですね!




~「黎明曙光のレシオ」~ 考察


さて久しぶりの考察タイムとなります!一個ずつ見ていきましょう!

黎明 : 夜明けや新しい時代の始まりを意味する言葉
曙光 : 夜明けの光や希望の兆しを意味する言葉
レシオ : 比率や割合を意味する言葉

です!黎明曙光は似た意味で共に夜明けを意味した言葉みたいですね!となると、大事なのはレシオですね。実は比率以外にも株なんかに使う用語らしいのでもしかしたら意味合いが違うのかもしれませんが、今回はこれで。

ぱっと考えられるのは、やはり黎明曙光の割合ですよね。

新しい時代希望=

みたいな?個人手には曙光の方に大きく傾いていてほしいですね!これから進む未来が希望に満ち溢れているように!



さて、今回はこの辺で以上となります!フェノグラムの時の萌郁はかなり重かったので、楽しめるお話で本当に良かったです!ミスターブラウンの親バカ具合も発揮されてて最高でした!
次回は誰になってしまうのか?今からワクワクですね!ダルになったらどうしようwwそれでは今回はこの辺でまた次回お会いしましょう!それではサラダバー!/

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